HPパソコンの正しい処分法! 適当に処分するとトラブルになるかも?

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1.HPパソコンを処分する際に押さえておくべき基礎情報

まずはHPパソコンを処分する際に知っておくべき基本情報をご紹介します。

1-1.HPって何?

HP(ヒューレット・パッカード)は1939年に創業したアメリカのコンピューター製造会社です。2002年にアメリカのコンピューター会社大手であるCOMPAQ(コンパックコンピュータ)を買収し、世界シェア2位に浮上します。これをきっかけに快進撃を続けたHPは、2006年に世界1位の座に輝きました。2011年にはパソコン・サーバー・プリンターの3部門で世界シェア1位を達成。世界最大の売上高を誇るIT機器メーカーへと成長しました。その後、一時的に首位の座を中国企業に奪われはしたものの、2016年に再び首位に返り咲きそれ以降もその座を守り続けています。

1-2.HPの特徴とは?

HPの特徴、1つ目はデザインです。デザインがスタイリッシュで洗練されていることから、ドラマや映画などの小道具として使われていることもあります。また、ラインナップの多さも強みの1つです。高性能のゲーミングPCから低価格の入門用モデルまでさまざまな製品をそろえています。とりあえずここのパソコンを選べば間違いない、という安心感があるのはHPぐらいでしょう。

また、HPは海外メーカーですが、日本国内での製造・販売を行っています。そのため、海外メーカーにありがちな輸送時間が長い・サポートが悪い・英語でしか対応していないなどデメリットがありません。サポート体勢がしっかりしているのも人気の理由の1つです。

1-3.処分方法は3とおり

HPのパソコンを処分するには主に以下のどれかの手段をとるのが一般的です。

  • メーカー(HP)に回収してもらう
  • リサイクルショップなどに売却
  • 販売店に下取りしてもらう

なお、パソコンは資源有効利用促進法(PCリサイクル法)によって廃棄が禁止されています。そのため、粗大ゴミなどとして回収してもらうことはできません。

2.HPのパソコンを処分する前にすべき4つのこと

この項目ではHPのパソコンを処分する前にしておきたいことをご紹介します。トラブルを避けるためにも、しっかりと実践しましょう。

2-1.データの移行をする

パソコンの中には写真・動画・楽譜・電子書籍・ゲームなど、そのまま処分してしまうには惜しいものがたくさんあると思います。実はパソコン内のデータは引っ越しソフトなどを使うことでほかのパソコン(ハードディスク)に移行することが可能です。残しておきたいデータは、処分前に必ず移行しておきましょう。

なお、引っ越しソフトには無料版と有料版があります。機能や転送速度などでは有料版にかないませんが、無料版でも十分に引っ越しは可能です。特にこだわりがなければ無料版を使うことをおすすめします。無料版は窓の杜(もり)フリーソフト100Vectorなどのサイトからダウンロードしてください。

2-2.データの消去をしておく

移行したいデータがないからといってデータをそのままにして処分するのはやめましょう。データを消去せずに廃棄すると、悪意ある人間の手に渡った場合に危険だからです。たとえば、会社の重要なデータを消去せずに捨てて復元され、インターネットにリークされでもすれば大問題になります。場合によっては会社から多額の賠償金を請求されることになるかも知れません。また、個人的に秘匿したいデータが流出すれば後悔するのは自分です。

中には、移行したいデータも削除しておきたいデータもないという方もいるでしょう。しかし、自分が覚えていないだけで、実は重要データが含まれていることがあります。たとえば、銀行のパスワードクレジットカード情報、自分の名前や生年月日、住所などもばれてしまうかも知れません。

インターネットの発達した現代では、一度流出したデータを消去することは不可能です。デジタルタトゥーとなって自分や周りの人たちを苦しめることになります。不要だと思っても、必ずデータを消去することが大切です。

2-3.データの消去方法を押さえておこう

  • データを「ゴミ箱」に入れる
  • ゴミ箱を空にして「完全に削除」を実行する
  • フォーマットする

多くの方が思い浮かぶ消去方法はこの3つだと思いますが、実はこれらの方法ではまったくデータの消去ができていません。データ復旧ソフトを使えばいとも簡単に復旧させることができます。

では、どうすればいいのかというと「データの上書き」です。しかし、すべてのファイルを手動で上書きするのは大変ですし、実は上書きは何回か実行しないと復旧される可能性があります。手動で行うのは現実的ではありません。そこで、データ消去ソフトを使うことをおすすめします。前述したフリーソフトの紹介サイトなどで無料版をダウンロードして使うか、有料版を購入して使いましょう。通常は無料版でも十分ですが、安全第一なら有料版を使うのがおすすめです。なお、パソコンを処分する際、処分業者に依頼すればデータの削除を代行してもらえることがあります。

2-4.PCリサイクルマークの有無を確認する

PCリサイクルマークは、2003年10月以降に製造された家庭向けパソコンに貼り付けられているシールのことです。PCリサイクルマークのあるパソコンには、回収・リサイクルの費用があらかじめ販売価格に加算されています。そのため、PCリサイクルマークが付いていれば、処分の際に新たな費用を負担せずメーカーに回収してもらうことが可能です。PCリサイクルマークは、ノートパソコンなら底部、デスクトップパソコンなら本体の背面か側面に貼られています。